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2台持ちの方、旅が多い方向け、中国版iPhone XS MAX/XRのすすめ

ガラケー時代、ドコモ(またはau)の回線を持っていて、途中でソフトバンクからiPhoneが発売されたので、ソフトバンク回線でiPhoneを買ってしまったために、未だにドコモのガラケーとソフトバンクのiPhoneの2台持ちなんて方が、僕の周りにはたくさんいらっしゃいます。

ドコモ(またはau)をアンドロイドに機種変して、アンドロイドとiPhoneの2台持ちや、ドコモ(またはau)とソフトバンクのiPhoneをそれぞれ1台で2台持ちとか、組み合わせはまちまちですが、とにかく、回線=携帯電話番号が2つあって、どちらにも、電話がかかってきてしまうので、結果2台持ちにしているという方です。

かくゆう僕もそうでした。ガラケーをより小さくて軽い、シンプルなものに変えたりして工夫していました。
1台はほぼ着信と通話用だったので、例えば、海外モデルのソニー・エリクソンのT-700とか

Future-ModelのNiche-Phone-Sとか

何台も買っては、無駄になっていきました。

結局、2台持ち歩いて充電をするのが面倒になって、最後は、ガラケーを家に置きっぱなしにして、iPhoneに転送するという謎のソリューションを。着信を取り逃して、折り返すと知らない番号からの着信で出てもらえなかったりとか。

そんなすべてを解決してくれるiPhoneが少し前に発売されました。

中国市場向けiPhone XS MaxとiPhone XRの2機種です。iPhone XS/XS Max/XRは、全てデュアルSIM対応で、いわゆるDSDS(Dual Sim Dual Stand-by)なので、2つの回線で」同時待ち受けが可能です。

日本のアップルのウェブサイトを見ると

確かに、デュアルSIMの表記があります。が、nano-SIMとeSIMという表記。
このeSIMというのは、物理的なカードがないSIMで、物理的なSIMを用意せずとも、オンラインで契約して、回線が開通するというものです。
以前は、Apple SIMというAppleと契約をしているキャリアの回線のみ使える特殊なeSIMをiPadに搭載していましたが、先日発売された新しいiPad AirやiPad mini 第5世代では、Apple SIMに変わって、世界中のキャリアの共通規格であるeSIMが搭載されています。

ただ、残念なのは、日本のキャリアで、現状、このeSIMに対応しているキャリアはありません。

一方、香港のアップルのウェブサイトを見てみると

iPhone XRとXS Maxの表記がDual SIM(nano-SIM)になっています。
実は、世界中で中国市場向けのXR/XS Maxだけ、nano-SIMのデュアルSIMになっています。

これなら、ドコモの回線とソフトバンクの回線を1台のiPhoneに入れられます。
日本に居ながらにして、Amazonで、通販で買うこともできますが、

2018 Apple iPhone XS Max 6.5型OLED版 SIMフリー【香港正規品】物理的Dual SIM搭載可能【並行輸入品】

香港に行く予定があったので、アップルストアでiPhone XS Maxで購入してきました。
旅費を考えると、通販で買ったほうがお得です。


コンセントが英国方式なこと以外は、日本版とほぼ変わりません。もちろん、SIMフリーです。
あとは、サイレントモードで、カメラのシャッター音がしないくらいです。

SIMスロットはというと

ちょっとわかりにくいのですが、1枚のSIMトレイにバネがついていて、2枚のnano-SIMカードを表裏に入れて、本体に装着するスタイルです。

一つ気をつけなければいけないのは、ドコモのSIMは、FOMAのままだと、回線を掴めないので、Xiに契約を変更しなければならないことです。SIMカードの変更が必要なので、ドコモショップでの手続きとなりました。Xiに契約変更して、SIMカードを変えるだけで、ドコモショップで3時間かかりました。相変わらずですね。

さて、2枚のSIMが刺さった状態のiPhoneはというとこんな感じです。

データ通信は、どちらか一方の回線のみ、もしくは、電波状態に合わせて自動切り替えの2通りが選べます。

このDSDSのiPhoneですが日本での2台持ちの方だけでなく、海外によく行かれる方にもおすすめです。日本のSIMを入れたまま、AirSIMをもう一枚のところに入れておけば、現地に行っても切り替えをせず、データ通信は、AirSIMで、電話の着信は、日本の回線でという使い方ができます。
AirSIMでなくとも、格安な現地SIMと日本の回線を1台で使い分けられるのは便利だと思います。

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