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XiモバイルルーターL-09Cを海外プリペイドSIMで使う設定メモ

ドコモで2011年4月以降に新たに発売された端末は、原則、SIMロックが解除できるってことでしたが、機会というかニーズがなくて、SIMロックを解除したことがなかったので、海外で使うためにSIMロック解除して、海外でも使えるようにしてみます。

手元にあるのは、L-09C。LTE(クロッシー)対応のWiFiルーターで、電池も大容量なので、さすがにカタログスペックのLTEで6時間は無理ですが、4−5時間は持ちます。少し古いタイプなので、カテゴリー3には、非対応なので、最大75Mbpsですが、どのみち、10Mbps以上などほとんど出ることは国内でもないし、海外では、ほぼ3Gなので、スペックとしては十分です。

一時期、4-5万円をつけて配っていたので、amazonあたりで探すと1万円くらいで手に入ります。
このスペックのWiFiルーターが13000円で手に入るのはかなりお得です。

ドコモ Xi対応モバイルルータ L-09C ホワイト

さて、SIMロック解除です。
まずは、近所のドコモショップへ。実際、こういったWiFiルーターでSIMロックを解除するケースは少ないようなので、店員さんに解除できないとか、対応端末じゃないとか言われることも多いですが、めげずに、下記のドコモの公式ページを見せて、対抗しましょう。

ドコモのL-09Cオンラインショップ
https://www.mydocomo.com/onlineshop/products/DATA/L09C.html
※本機種は、SIMロック解除の対象機種です。詳細は「SIMロック解除の手続き」を参照願います。

ドコモSIMロック解除対応機種
http://www.nttdocomo.co.jp/support/procedure/simcard/unlock_dcm/compatible_model/

案の定、対応機種じゃないから解除できないとか言われましたが、ドコモの公式ページを見せて、納得していただき、手続きへ。

スマホとかだと、コードを打ち込んだりするだけで解除なので、その場で持ち帰れますが、L-09Cの場合、一度センターで、作業が発生するので、一旦端末を預けて、数日後(通常1週間程度)に連絡を待つことになります。代金の3,150円を払い、端末を預けます。

その後、電話連絡があったので、取りに行って、受け取ったら、SIMロックフリー版L-09Cの完成です。

さて、では早速ドコモ以外のSIMを設定しましょう。
このケースでは、イタリアのTIMで設定します。

1.使いたいSIMカードを入れて電源ON
2.パソコンでもiPadでもいいので、L-09CにWiFi接続します。
3.ブラウザから
http://192.168.2.1
にアクセス
4.ID:Admin PASS:1234を入力

5.NETWORKタブのProfileをクリック

6.add newをクリックして、
 Profile nameは、わかりやすい名前(なんでもいいです。キャリア名とか)
 Username,Password以下は、各キャリアごとに。
 APNは大抵Staticです。AuthenticationはCHAP、IP typeはIPv4で変更せずとも大抵動きます。

イタリアのTIMのプリペイドSIMの場合は、こんな感じになります。
Applyを押して終了です次回以降は、Current Profileのプルダウンで選べるようになります。

7.PIN lockは、Disableにしておかないと面倒ですので、特別な理由がない限り、Disableに。

これで、つながるはずです。

念のため、日本国内のキャリアの設定を羅列しておきます。

ドコモの場合
ID,PASSなしの、APN:mopera.net

SoftbankのSIMの場合には、

銀色のSIM
user name:opensoftbank
password: ebMNuX1FIHg9d3DA
APN:open.softbank.ne.jp

黒いSIM(iPhone用)
user name:dna1trop
password: so2t3k3m2a
APN:smile.world

B-mobileの場合
user name:bmobile@spd
password: bmobile
bmobile.ne.jp

ご利用は、自己責任で。

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