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古いMacBookやWindowsPCをSSDにしたときの容量不足回避用メモ

一度SSDの速度を体感してしまうと、もう、元には戻れません。PC、Macを複数台使っていると、それぞれ、全てSSDしないともう、遅くてやっていられなくなります。

幸運にも、SSDの価格は、順調に下がっていて、15,000円前後なので、買い替えるくらいなら、全部SSDに入れ替えちゃった方がいいです。

今なら、Intel SSD 320Series 160GB  あたりを買っておけば無難だと思います。

さて、2010 MIDのMacBook Proも旧モデルのMacBookProを爆速化するの巻(光学ドライブをSSDに換装する)で、起動ディスクをSSDにして光学ドライブのスペースにHDD、デスクトップのWindows7(i5 2400)も起動ディスクをSSD化して2TBのHDDを追加しています。

SSDは、早いのですが、容量が小さいのが欠点。そこで、OS、アプリケーション等は、全てSSDに残し、デスクトップやドキュメントフォルダ等、容量が膨らみそうなファイルは、できるだけHDDにシンボリックリンクを貼るようにしています。

安心していたのですが、MacBook ProのSSDの空き容量をチェックしたら、なぜか15GBくらいしか無くなっていて、Photoフォルダとか、MovieフォルダとかもHDDに移動して、シンボリックリンクを貼って容量を確保したので、今後のためにやり方をメモしておきます。ちょっとやろうと思って、前回どうやったか全く思い出せなかったので。

まずOSXの場合(OSX 10.7.2 Lionですが、Snow Leopardとかでも同じだと思います)

1.コンテキストメニューから、シンボリックリンクを作成できるSymbolic Linkerを下記URLからダウンロードしてインストール。

http://seiryu.home.comcast.net/~seiryu/symboliclinker.html

2.HDDに、シンボリックリンクを貼りたい元のフォルダをまるごとコピー

3.HDDにコピーされてできたフォルダで右クリックして、サービス>make symbolic linkを選択

たとえば、「ムービー」フォルダをHDDにコピーしたなら、HDD上の「ムービー」フォルダを右クリック。

(ここから「ムービー」フォルダをHDDに置く場合で説明していきます)

4.Movies symlinkというエイリアスができます。(実はシンボリックリンクなんだけどややこしい)

5.このエイリアス(本当はシンボリックリンク)の名前を名前からスペースからsymlinkを削除して「Moives」に変更

6.SSD側の「ムービー」フォルダをゴミ箱へ

※2012年1月30日追記

SSD側の「ムービー」フォルダをゴミ箱に入れようとすると、アラートが出てゴミ箱に入れられないと思います。これは、アクセス制御がかかっているからなので、アクセス制御を外します。

ターミナルを立ち上げて下記をコピペしてエンターキーを押して下さい。

sudo chmod -R -N /Users/ユーザー名/Movies/

(ユーザー名のところは実際のユーザー名に変更してください)

このアカウントのパスワードを打ってエンターキーを押したら、

exitと打ってエンター。あとは、ターミナルを終了して、6.へ戻る。「ムービー」フォルダは普通にゴミ箱に入れられるはずです。

7.HDD側の5.で名前を「Movies」に変更したエイリアス(本当はシンボリックリンク)をSSDの元の場所へコピーして、HDD側では削除

以上で終了。デスクトップとか、ミュージックとかもやるといいです。

Windows 7の場合

こちらも殆ど同じですが、似たようなソフトを見つけたので、リンクを貼っておきます。

http://schinagl.priv.at/nt/hardlinkshellext/hardlinkshellext.html

ダウンロードして、インストールして、シンボリックリンクを貼りたいフォルダ(HDD)を右クリックでSSD側にドラッグアンドドロップすると、シェルメニューがでるので、「ここにリンクを作成」>「シンボリックリンク」を選択するだけ。

ちなみに、デスクトップもドキュメントフォルダも全部やっています。

MacもWindowsもそうですが、これをやっておくと、各アプリケーションやOSがそのフォルダを参照したときにも、HDD側を見てくれるようになります。

 

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