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JailbreakなしでソフトバンクiPhone4をSIM LOCK Freeにするの巻 後編

 

続編です。 前編は、こちら

 

 

時間がたってしまいましたが、どうなったんだっていう問い合わせが来たので、続きを書きます。

無事、3種類のiPhone 4のSIM LOCK解除ツールがEMSで届きました。結論でいうと、200円台で、microSIMをカットすることなしに、SIMロック解除ができました。

以前使っていたソフトバンクモバイル版iPhone4 32GBのホームボタンの調子が悪くなって、アップルストアのジーニアスに相談したら、「ここのホームボタンのバネがおかしくなってますね」と確認された上で、結局、全交換された(アップルのiPhoneの修理は、原則全交換)ため、手元にまっさらなソフトバンクモバイル版iPhone4 32GB iOS4.3.5が余りました。

今回買ったSIM LOCK解除ツールは、4.3.3で動作確認済みって、通販サイトには書いてありましたが、4.3.5(ベースバンド4.10.01)しかないので、これで試します。

まず、使ったのは、GEVEY blue supreme plus。青いやつです。
僕は中華サイトから2.99米ドル(230円くらい)で買いましたが、日本で買うならこのくらいの値段です。

GEVEY ultra(アマゾン)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一緒に買った赤も緑も、microSIMをカットしなければならないのですが、この青は、microSIMをカットせずに使えるというのが売りです。

用意するのは、ドコモのmicroSIMカード。これは、ドコモからの貸与品とのことなので、カットしないですむのは非常に助かります。

1)iPhone4の電源を切った状態で、SIMトレーを取り出し、GEVEY blue supreme plusのトレーにドコモのmicroSIMを入れたものをiPhone4にセットします。

2)電源を入れると、左上は圏外表示のまま、こんな画面が表示されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

表示されない場合には、設定>電話>SIMアプリケーションをタップして、日本語をタップして、この画面を表示させてください。もし、SIMアプリケーションという項目が無ければ、電源を切ってもう一度電源を入れるところからやり直しです。

3)ここでストップウォッチを用意しておくと、ちゃんと時間が計れます。
たとえば、↓で、Stop Watchをクリックしておきます。
http://www.online-stopwatch.com/

4)ストップウォッチをスタートするのと同時に、了解(Accept)をタップし、すぐに電話を立ち上げて112を押して、15秒目に、発信をタップ、発信後2秒後(ストップウォッチ17秒)終了ボタンをタップ。(この時点で圏外だったところが、キャリア表示なしの電波バー1本になっているはず)
5)ホーム画面で設定をタップして、機内モードをオンにします。
6)30秒くらい経つと、「SIMカードが挿入されていません」という警告がポップアップするので、OKボタンをタップして、機内モードをオフにします。
7)また30秒くらい待つとキャリア名が表示されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

表示されない場合には、設定>キャリアをタップして、NTTドコモを選択してください。

うまくいかないときは、電源オフして、また、はじめからやり直しです。

ここからは、SIM LOCKフリーのiPhone4と同じように使えますので、ドコモの設定をすれば、通信もテザリングもできます。電話とかSMSは設定なしに使えます。

設定方法は下記記事を参照
iPhone4S iPhone4 SIM LOCK FREEをドコモで使うまとめ(2011年11月29日Xi対応版)

注意事項
完全にSIM LOCKは解除されましたが、電源が切れたり、再起動したりして、電源を入れ直すときには、再び、この作業をしなければなりません。iOS5に普通にアップグレードしてしまうとベースバンドが上がってしますので、SIM LOCKは解除できなくなります。間違ってアップグレードしてしまった方は、どうやら、ベースバンドを下げる方法があるようなので、そのうち、やって、記事にします。

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