久しぶりの更新です。
ソフトバンクモバイルのiPhone4S(iOS5.1.1)をJail BreakなしでSIM LOCKを解除したので、人柱的なまとめです。
バンコクとシンガポールに行って来ました。海外渡航と言えば、SIM LOCK FREE+現地プリペイドSIMで格安インターネット環境の確保です。
パケット定額環境を格安で確保できれば、Facebookもtwitterも日本と同様に使えますし、Google Mapや調べ物もいつもどおり。さらに、前述の050plusとケータイ電話の転送電話機能を使えば、自分のケータイ宛にかかってくる電話も、国内電話料金のみで受けることができます。(国際ローミングだと着信でも1分300円とかかかります。僕は2日で5万円超えたことがあります)
スマホユーザが海外に行っている間の通話料金を圧倒的にに安く抑える3つの方法
LINEとか、SKYPEとかを使えば、それぞれLINE,SKYPEを使っている相手との通話は無料になります。
ってことで、別記事でそれぞれの国のプリペイドSIMの購入については、説明しますが、SIM LOCK FREEのiPhoneを持っていない場合、SIM LOCKを解除してあげる必要があります。
手元にあったソフトバンクモバイル版のiPhone 4SのSIM LOCKを解除してみました。
JailBreakして、ベースバンドを低いままにして・・・とか面倒な事は嫌なので、今流行りのいわゆるゲタってやつで。
日本で買っておいた2つのゲタと、バンコクのMBK(マーブンクロンセンター)で手に入れたゲタで試しましたが、どれも同様で、やり方は一緒です。
ちなみに、日本で買っておいた2つのゲタは、どちらもドコモのXiSIM(白)で試したのですが、うまく動かなかったので、バンコクに行って、ゲタを新たに(3500円くらいしました)購入してSIM LOCK解除をしたのですが、試しに日本から持っていったダメだと思ってたゲタを使ってやったら、普通に使えちゃったっていうお話です。手元にSIM LOCK FREEのiPhoneをもう一台持っていたので、ソフトバンクモバイル版を解除する必要性もなかったのですが・・・。ま、人柱体質なんで。
さて、やり方です。
1)ソフトバンクモバイルにロックされたiPhone 4SとiOS5.1.1に対応したゲタとSoftbankのiPhone用SIMカードを用意します。
JailBreak済みの人は、tethermeをインストールしておきましょう。
JailBreakしていない人はWiFiでインターネット接続出来る必要があります。
2)まず、SoftbankのSIMカードをゲタ(SIMトレイ)に乗っけて、iPhone4Sに挿入して、機内モードをオンオフします。
3)電波をつかむとキャリアの表示が左上に表示されます。
日本国内では、SoftBankの文字が、海外ではローミング先が表示されます。
4)設定>電話を見ると下の方に「SIM App」という表示があるので、そこをタップ
5)元々ロックされているキャリア「Softbank」を選択します。
6)SIMトレイを取り出し、今度は使いたいSIMを載せてiPhoneに挿入します。
7)電源を切って、電源を入れ直します。
8)左上の表示が検索中となりますので、3分くらい根気よく待つと先ほど入れたSIMカードのキャリアの電波を掴みます。
9)試しにどこかへ電話をしてみましょう。電話がかけられたら、SIM LOCKは解除できています。
10)次にデータ通信の設定です。これらのゲタは、SoftbankのSIMをエミュレートしているようなので、ローミング設定をすることで、別のキャリアの電波をつかむようになるという仕組みのようです。
設定>一般>ネットワークで、「データローミング」をONにします。
11)JailBreak済みの方で、tethermeをインストール済みの方は、「データローミング」の上にある「モバイルデータ通信ネットワーク」をタップして、モバイルデータ通信のAPNを先ほど入れたSIMカードに合わせて設定してください。
JailBreakしていない人でAPNの設定が出てこないという人は、WiFi接続で
http://www.gevey.com/apn/
にアクセスして、APNを先ほど入れたSIMカードに合わせて設定してください。
設定ファイルがダウンロードされるので、インストールすれば設定完了です。
例えば、 シンガポールのM1であれば、
APN名 prepaidbb
ユーザ名、パスワードは空欄のままです。
以上で、設定終了です。
僕の環境では、なぜかドコモだけ使えません。ネット上では、ドコモで成功した方もたくさんいらっしゃるようなのですが。
日本国内でドコモを使いたい場合には、SIM LOCK FREEのiPhone,iPadを使っているので、困らないのですが、ドコモで使いたいという方には、この方法はおすすめできません。
これで設定は完了なのですが、突然、アクティベーションが必要ですという表記が出て、使えなくなることがありました。
この場合には、電源を入れたまま、SIMトレイを取り出して、「SIMカードが挿入されていません」にして、再び、SIMトレイを挿入すると、「検索中」→電波を掴んで使用可能にとなりました。
この方法で海外で使用される場合には、iPhoneに付属しているリリースピンを持ち歩きましょう。僕の場合は、安全ピンを持ち歩いています。
さて、今回使った3種類ですが、
まず、日本で購入したのは、
1.Gevey Ultra S amazonで購入。送料込み1000円くらい。ただ、ドコモではなぜかうまくいきませんでした。
これが価格的には最安の部類かと。買ったら必ず、使えるかわからないので、ご購入は自己責任で。
2.R-SIM (REBEL4S II)
なぞの中国の通販サイトで通販購入。
$12.99(約1020円)ですが、送料が結構かかるので、お勧めしません。
3.たぶん、R-SIMだと思う。(バンコクのMBKで購入)
1500バーツ(3785円)で購入。
iOS5.1.1で使用できたのですが、価格が高かったのと、元々のキャリアのSIMもカードの端を削らなければならないタイプなので、おすすめできません。日本のSIMカードの所有権は、各キャリアなので。ちなみに、MBKで購入した時には、お店の人がなぜかソフトバンクのSIMを持っていて、そのSIMはすでに削られていたので、それを借りてセットアップしました。世界中のSIMカードを持っているとのことでした。さすが、ケータイの聖地、MBKです。
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